白い病気一覧

金魚を飼育する中でで誰しも遭遇するのが病気です。

観賞魚でも比較的丈夫な金魚でも、加齢や飼い方によって病気を発症することがあります。

病気が軽い症状ならば何もせずに自然治癒することができますが、ネットで病気の状態を調べているということは割と深刻なのでしょう。

ここでは金魚の病気を症状ごとに紹介し、それに対する有効な治療法と薬をご紹介ます。

病気を放っておくとすぐに死んでしまうので、適切な治療をして金魚を助けてあげてください。

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白点病:多数の白い斑点

白点病 小金

身体に1~3mmほどの非常に小さな白い斑点が体中にできるのは白点病です。

白い点はウオノカイセンチュウという水中に存在する微小生物(幼虫~成虫)が金魚の体に付着しているのが原因です。

白点病 背びれ 体

最初は尾びれに多数の白点が出ることが多い気がしますが、その他のヒレや体中にも発生します。

金魚で発生しやすい病気ナンバーワンと言っていいほどポピュラーな病気です。

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治療方法と有効な薬

別の水槽へ移し、0.5%の塩浴(水10Lに対して塩50g)だけで治ることもあります。

塩浴については別の記事で詳しく解説しています。

金魚の塩浴トリートメントのやり方と期間を解説!

より効果的に治したいならば、塩浴にプラスしてメチレンブルーなどの色素剤を既定の量入れてあげます。

水替えは症状にもよりますが、まずは2~3日に1回してみましょう。

白点の数が少ない(又は少なくなってきた)場合、5日おきくらいでOKです。

薬浴期間は治るまでですが、完治まで長引けば長引くほど金魚の体力も消耗してしまいますので、水替えの頻度は低い方が良いです。

白点病に有効な治療薬は以下です。

メチレンブルー(メチレンブルー)

アグテン(マラカイトグリーン)

フレッシュリーフ(マラカイトグリーン)

グリーンFリキッド(メチレンブルー)

ニューグリーンF

トロピカルゴールド

白点病の原因や治療例はこちら。

白点病の原因と有効な薬による治療方法を写真付きで解説

白雲病:白いモヤモヤ、膜

白雲病 イクチオボド

初期症状は身体にうっすらと白い膜が見える程度ですが、重症化してくると白いモヤモヤがはっきりとわかるほど出て体中を覆います。

水中の微小生物キロドネラやコスティア(イクチオボド)が身体に多く寄生してしまうと、金魚が粘膜を大量に分泌します。

この大量の粘膜が膜・モヤモヤの正体で、白い雲が全身にかかっている様な状態から白雲病と呼ばれています。

白雲病自体は治療可能ですが、その原因である微小生物がエラに入ってしまうと呼吸不全になりそのまま死んでしまいます。

治療方法と有効な薬

初期症状は塩浴のみで完治可能です。

白雲病で身体全体を覆うほど白い膜ができている状態では塩浴にプラスして薬も投与しましょう。

治療期間中は水替えの必要はありませんが、フンや膜の影響で濁りが出てきたときは水替えをします。

白雲病に有効な薬はこちら。

初期症状ならば

アグテン

フレッシュリーフ

ヒコサンZ

メチレンブルー

グリーンFリキッド

病気が進行しているなら

トロピカルゴールド

リフィッシュ

を使用します。

白雲病の詳しい内容はこちら。

白雲病の原因と薬を利用した治療方法を画像付きで解説

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水カビ病:大きな白い綿がある

白雲病と若干似ているのが水カビ病です。

白雲病は全体に白い膜できるのに対し、水カビ病は部分的に大きな綿のようなものができる症状です。

膜というよりは綿が発生するのが特徴です。

金魚に外傷(尾ぐされ等)があるとそこへ水カビ病の原因菌(ミズカビ、ワタカビ、アファノマイセス)が外傷したが付着することが多く、そこからカビが発生します。

治療方法と有効な薬

カビが除去可能な大きさであればそれを取り除きます。

ピンセット等つまめるものを用意し、金魚の身体を傷つけないようにしてカビの除去をします。

除去後は新しい水で0.5%塩浴のみでもOKですが、付着していた部分が荒れている場合は水槽で塩浴+薬浴を行います。

水カビ病は既に外傷があるところに発生することが多いので、水カビが取れた後も水替えをして塩浴のみ2,3日ほど継続すると良いでしょう。

水カビ病が発生するのは水が汚れていた証拠でもあるので、本水槽の水替えもしっかりと行いましょう。

外傷も完全に治ったと確認出来たら完治です。

水カビ病に効く薬は以下です。

アグテン

グリーンFリキッド

ニューグリーンF

もしも尾ぐされを発症していてその部分に水カビが発生していたならば、エロモナス菌に有効な薬で再度薬浴します。

ツリガネムシ病:やや大きな白い点

ツリガネムシ病 白い点 尾びれ エピスティリス症

白点病に非常によく似ていて間違えやすいのがツリガネムシ病(エピスティリス症)です。

ツリガネムシが一か所に多く集まることにで白い点ができます。

白点病は小さな白点が多数身体中にできるのに対し、ツリガネムシ病はそれよりもやや大きめの白い点がいくつか発生するものです。

できる数も白点ほど多くなく、初期症状では1つや2つほどが目で確認できます。

まず初めに尾びれに発生することが多く、進行すると本体にもできてきますが初期の段階で発見しやすい病気です。

治療方法と有効な薬

塩浴や薬浴でも良いですが、白い点の個所に直接薬を塗り込むのも効果的です。

塗り込む場合、綿棒にメチレンブルーを取り白い個所だけに塗ります。

この際に力を入れすぎて魚のヒレを傷つけないように注意します。

塗り込んだ後は新しい水で作った塩水や薬水に入れて様子を見ます。

3日おきくらいで水替えをし、ツリガネムシが離れていない状態ならば再度綿棒で塗り込みます。

有効な薬(綿棒で塗り込み可能な薬)

メチレンブルー

グリーンFリキッド

メチレンブルーが主成分のものは作用がそれほど強くないのでヒレに直接塗っても問題ありません。

その他の薬は作用が強すぎるので塗り込み不可です。

薬浴で有効な薬

メチレンブルー

アグテン

フレッシュリーフ

グリーンFリキッド

グリーンFゴールド

トロピカルゴールド

グリーンFゴールド、トロピカルゴールドは重度のツリガネムシ病の時に有効です。

ツリガネムシ病の治療詳細はこちら。

ツリガネムシ病の薬による治療方法を写真付きの実例で紹介

発生原因や特徴についてはこちら。

ツリガネムシ病(エピスティリス)とは?その発生原因や特徴

イカリムシ:白い糸のようなもの

イカリムシはパッと見た感じではツリガネムシ病の症状と変わりありませんが、ヒレではなく本体にできやすいものです。

そしてよく見ると白い糸状のものがニョキッと出ており、根本が少し赤くなっている感じがします。

この糸状のものがイカリムシで、金魚の身体に寄生して水中を漂いながら成長します。

白点病の原因である微小生物などはもともと水中に存在しますが、イカリムシは基本的に外からの持ち込みでなければ発生しません。

目で見えるイカリムシは成虫で、卵や幼虫は目で確認できず既に水槽の中に多数存在する可能性があり、水槽全体のリセットが必要です。

治療方法と薬

まずはピンセットなどでイカリムシをそっとつまんで除去します。

その後、塩浴だけで傷跡を治すことは可能です。

金魚に寄生していたイカリムシが取れても本水槽・フィルターの中に卵や幼虫が存在しうるため、リフィッシュやイソジンなどの強力な薬を使用してリセットします。

リセットのためには1週間ほどかかることもあります。

有効な薬

リフィッシュ

イソジン

寄生しているイカリムシについてはピンセットなどで除去しましょう。

リフィッシュなどで薬浴してもいいのですが、これらは非常に強い作用ですので量を間違えると金魚に負担になります。

リフィッシュ、イソジンはできればリセットの時に使用しましょう。

ニキビ:白い粒

ニキビ 頭

金魚の顔や頭の部分に白い粒がポツンとできていることがあります。

まるでヒトの白ニキビのようですが、実は金魚にもできる「ニキビ」です。

脂肪の塊が出ているものなので特に病気ではありません。

なので治療の必要もなく、そのまま放っておきましょう。

完治

実際、放置していましたがこのように白いニキビがなくなっています。

白いものができる病気と治療方法まとめ

頭や顔にできるニキビ以外の白いものはすべて病気です。

  • 白い点の症状は「白点病」「ツリガネムシ病」「イカリムシ」
  • 白いモヤモヤは「水カビ病」「白雲病」

慣れないうちは見分けがかなり難しいので、ご紹介した症状の特徴や部位を参考にして判断してください。

どれも初期症状であれば0.5%塩浴で治療できますが、ある程度進行すると専用の薬・治療方法が必要になります。

適切でない薬を使っても治らず金魚に負担になるだけですので、症状をうまく見極めて適切な治療をしてあげてください。



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