ピンポンパール 飼い方

ピンポンパールと言えば金魚の中でも丸さが際立ち、フリフリと泳ぐ姿がなんとも可愛らしいです。

ただしその形の特徴ゆえ転覆病になりやすかったり、他の種類に比べて病気になりやすいと言われています。

姿や形は可愛いけれどいざ飼育するとなると手間がかかる印象です。

ここではピンポンパールを飼育するうえでの疑問や重要なポイントについてお伝えしたいと思います。

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ピンポンパールは病弱

よく耳にすると思いますが、その通りピンポンパールは他の金魚に比べて弱いです。

水質悪化の影響を受け病気になりやすく、治療をしても薬負けしてそのまま★になってしまうこともよくあります。

私はこれまで和金、琉金、らんちゅうなど色々と育てていますが、やはりピンポンパールが一番弱いです。

さらに言えばピンポンパールの稚魚や子供(3cm未満)はさらに弱いので、扱いがかなり難しいです。

そのため基本を押さえた飼い方をしなければなりません。

正しい飼い方

弱いと言いつつも、ピンポンパールは琉金やオランダ、らんちゅうなどと同じ金魚なので飼育方法が特殊なわけではありません。

基本を押さえた飼育をすれば問題ありません。

大きくなると丈夫になり、水位を浅くして水面を広く取っていればエアレーション無しでも飼育できるくらいです。

そして飼育をする上で気になるのが・・・

  • 餌の種類、回数
  • 水流
  • 水槽環境、水草の有無

といった要素であり、これらはどうすればいいのでしょうか。

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餌の種類、回数

ピンポンパールだからと言って特殊な餌が必要なわけではありません。

浮上性でも沈下性でもどちらでも構わず、フレークタイプでも粒タイプでもなんでも結構です。

もちろん生体のサイズに合わせて餌の大きさを選ぶ必要はありますが、赤虫などの生エサも食べます。

ちなみに私のピンポンパールには咲きひかりの沈下タイプをあげており、食いつきは非常に良いです。

冷凍赤虫でも鯉のエサでも何でも食べてくれます。

餌の回数に関しても特に変わりなく、1日に3回すぐに食べきれる分をあげます。

水温が低く消化機能が低下する冬場(15℃以下)は、全くあげないか1週間に1回で十分です。

夏場でも1週間に1回あげれば生きていくことは可能で、水を汚したくない方は餌は少なめにしましょう。

餌に関して「ピンポンパールだからこうしなければならない!」という決まりはありません。

他の金魚と同じように与えればOKです。

水流

琉金やピンポンパールは泳ぎが苦手だから水流はない方がいいと言う意見もありますが、個人的には少しはあった方が良いと思います。

全く水流がない状態ですと運動不足、消化不良を招いたり水槽内の水の循環がうまく行われません。

かと言って強い水流をかけ過ぎるのも金魚にとってストレスになります。

一番いいのは水槽内で水流がある場所と止水域の両方を作ることです。

餌を探し求めたり自由に動きまわる際は水流のある場所に行き、流れに逆らって泳ぐことで運動になります。

餌を食べている最中や夜間などの睡眠時間は止水域で身体を休める、といった具合です。

止水域と言っても完全に流れがない状態を作り出すのは難しく、金魚がヒレをほんの少し動かすだけで止まっている状態を保てる程度ならOKです。

水槽内に置物を置くか、水草で水流を受け止める方法がりますし、濾過器の排水口を水流を作らないタイプのものにするのも有効です。

うちのピンポン水槽では上部フィルターの排水口に、ホームセンターで購入したホースとパイプを使って水流があまり出ないように工夫しています。

上部フィルター 水流 弱める

フィルターの排水口の内径にあったホースを10cmほど購入し、パイプにつなぎ合わせているだけです。

100円以下で作れるのでおすすめです。

水槽環境、水草の有無

水槽環境とは水槽の大きさや底砂の有無などですが、これもお好きな環境で問題ありません。

底砂がある方が濾過バクテリアの定着はよくなりますが、糞や餌の食べ残しが多くなり、掃除が少し大変になるでしょう。

一方ベアタンク(底砂も何もない状態)では糞や食べ残しが簡単に除去できるので掃除は楽ですが、バクテリアの定着は遅くなります。

もしもベアタンクで飼育する際は水槽内の濾過能力が低いので、上部フィルターや外部フィルターで生物濾過を助けてあげる必要があります。

フィルター内のスポンジや濾材を住処として濾過バクテリアが繁殖してくれ、ベアタンク水槽内の濾過を補うことができます。

水草に関してもどちらでも結構です。

ピンポンパールでも水草を食べますしそこへ産卵もします。

先ほど言った止水域を作るのにも役立ちますが、アナカリスやカボンバのような柔らかい水草はすぐに葉がちぎれて水槽内に散らばってしまいます。

草が散らばると見栄えがよくなくなり、掃除も大変になるので入れるならばなるべく固めアヌビアスナナなどがいいでしょう。

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飼育に決まりはない

以上お伝えした通り、餌・水流・水槽環境・水草など特にこだわる必要はありません。

水質悪化の影響を受けやすいので水替えや水質管理はきっちりとする必要がありますが、他の金魚と同じように飼育すれば問題ないです。

浮上性のエサだと転覆しやすいとか、そんなの都市伝説的なもので個体によりけりです。

ただし、ピンポンパールを飼う上で知っておきたいのが「水温」と「ヒーターの必要性」についてです。

【重要】水温とヒーターの必要性

ピンポンパールを飼育する上で一番気になるのが水温です。

よく「ピンポンの飼育の際はヒーターが必要」「もともと水温が高い地域で誕生したので水温は高くあるべき」との意見があります。

確かに正しいと言えば正しいのですが、間違っているとも言えます。

まず間違っている部分から、ピンポンパールの飼育にヒーターは必ずしも必要とは言えません。

水温が高い地域(マレーシア、シンガポールなど)で誕生したからと言って、低い温度に適応できないわけではありません。

事実うちのピンポン水槽は春でも20度切ることもありますし、1日に±3度くらい水温変化しますがヒーターなしで問題なく飼育しています。

他の飼育金魚と同じように15℃未満になると餌をあまりあげませんし、逆それ以上なら少しずつ与えます。

この飼育方法で消化不良や転覆を起こしたことは一度もありません。

なぜヒーターが必要と言われているのか

ではなぜ「ヒーターが必要」と言われているのかですが、おそらく変化に弱いことからでしょう。

ここでの変化とは環境、水質、そして水温を指します。

金魚は水温の変化に敏感で、特に温度が低くなることに関しては大きな負担になります。

中でもピンポンは弱く、急な温度変化で体調を崩し免疫力低下による消化不良や病気を発症しやすいです。

急激な温度変化による体調不良を避けるために「ヒーターが必要」と言われているのだと思います。

ピンポンパール自体は10度以下でも30度近くでも生きていけますが、水温を徐々に(1日1℃程度)変化させる際にヒーターが必要になる、ということでしょう。

確かに急な温度変化を避けるためにヒーターを使用することは正しいです。

しかし、1年中必要かと言われればそんなことはありません。

繰り返しますがうちのピンポンは加温なし、1日で±3度ほど変化することもありますが問題なく飼育できています。

必要になるのは冬に向かう時で、急激に温度が下がると負担になるのでそうならないように下限をヒーターで調整します。

つまり冬に向けて温度が下がる時はヒーターが必要で、それ以外は必要ないです。

もちろんあっても問題ありません。

金魚はヒーターなしか必要か?適切な使い方と温度について

丈夫なピンポンパールの選び方

これからショップでピンポンパールを購入する方にぜひ覚えていただきたいのが、丈夫なピンポンパールを選ぶことです。

丈夫なピンポンとはどんなものか、それはある程度大きいサイズのものです。

最低でも全長(口先から尾びれの先まで)で5cm以上の個体を選びましょう。

ショップによっては「ちびピンポンパール」や「まめピンポンパール」と言った名で2cm以下かそれ前後のサイズのものもいます。

しかし小さいサイズのピンポンはかなり弱く、ほんの小さなストレス(環境変化や移動等)で病気になったり、★になってしまいます。

病気の治療をしようにもまだ体力がなさすぎて薬負けすることもあります。

小さなピンポンを育てて大きくしたい気持ちもわかりますが、飼育が非常に難しくなるのでなるべく5cm以上の個体を選びましょう。

それほどの大きさになっているならばある程度の丈夫さは備わっているでしょうし、そこからさらに大きくすることも可能です。

まずはピンポンを長生きさせる飼育をし、慣れてきたら交配させて稚魚から育てると良いです。

手探りしながら飼育方法を確立させてピンポンと長くお付き合いしてください!

適切な飼い方まとめ

ピンポンパールは弱い個体ですが、基本的には他の金魚の飼育方法と変わりありません。

餌の種類は何でもよく、回数は一般的に言われている通り1日に3回以内、水流はある場所と止水域の両方があるといいです。

ベアタンクでも飼育可能で、水草も入れても問題ありません。

ピンポンパールには加温が必須のように言われていますが、実際にはヒーターなしでも十分生きていけます。

ただし急激に温度が下がると負担になるので、冬に向けた準備の際はヒーターがあった方が良いでしょう。

大き目の個体は丈夫なので、ショップで購入する際はなるべく大きいサイズのものを選ぶといいでしょう。

丈夫なので多少の変化に耐えられ病気なども少ないのでピンポンの飼育に慣れるには最適です。

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